2022年9月14日 19:00
キッチンや本屋をシェア? 急増中の“スペースシェア”の魅力に迫る
「今後はシェアキッチンで作った商品をシェア商店で売るなど、シェア同士でコラボする事例が増えると思います」
24時間365日利用できるのも魅力。自分の生活に最適な形で新たなチャレンジができる。
出産後に始めたジャム製造。現在は他のスタッフに引き継いで運営。
シェアキッチンと同名のジャムとピクルスは、地元の食材を使用。
“メイドが贈る焼き菓子便”として活躍する「Petrichor」さん。
「焼菓子屋カトルカール」さんはシェアキッチンで理想の働き方を実現。
月額1万2000円(月10時間利用)。《チカバ》東京都国立市富士見台1‐17‐25VIPビルB1近隣に系列店《ツインズ》も。
本屋をシェア@渋谷書店
“みんなで運営する新しい本屋”として「渋谷ヒカリエ」8階に開業した『渋谷書店』。
「スペースはもちろん、接客して本を売るという書店員の業務も棚主でシェアしています」
と話すのは管理人の横石崇さん。そもそも渋谷でシェア書店を始めるに至った経緯とは。
「文化を発信するという点で、書店は“町”を形成する重要な役割を担っていると考えています。
ただ昨今、町の書店が次々に閉業に追い込まれており、渋谷も例外ではなかった。