2022年9月23日 20:00
記憶力の日本チャンピオンが伝授! 日常生活で使える“記憶テクニック”3選
人の名前が思い出せなかったり、数字をなかなか覚えられなかったり…。自分の記憶力に悩みを抱えている人は多い。そこで記憶力の日本チャンピオンが、独自に編み出した日常生活で使える記憶テクニックを伝授。
脳に気づきを与えて、情報の見方を変えて記憶。
「見たもの、聞いたものを全て記憶しようとすると、脳は数分でパンクするといわれています。しかし脳の働きを利用して意識的に覚えるコツをつかめば、多くの情報を一瞬で記憶できるようになります」と、世界記憶力グランドマスターの称号を持つ池田義博さん。
「記憶には、物事を覚えようとする『記銘』、それを脳に維持し続ける『保持』、その情報を思い出す『想起』の3つのプロセスがあります。だからまずは脳が覚える準備を始められるように、脳にインパクトを与える必要があります。
それが“気づき”です。何かに気づいたという感情が伴うと、記憶スイッチが入りやすくなります」
さらに長く記憶するためにもうひとつ大切なのが、記憶の方法。
「与えられた情報を丸暗記するのではなく、頭の中でイメージしたり、何かと関連づけたりと形を変えてあげるのがポイント。自分なりの解釈を加えることで、長く記憶でき、記憶力が向上します」