くらし情報『実は略語でした! 「合コン」、もともとの名は何でしょう?』

2022年12月16日 19:30

実は略語でした! 「合コン」、もともとの名は何でしょう?

からきたものです。

この「コンパ」という言葉はかなり昔から使われており、1915年に出版された『日本外来語辞典』にも「Kompa(コンパ)」という見出し語が記載。意味は、「学生同士でお金を出し合って茶菓などを会食すること」と載っていました。最初は、飲み会に限らずお茶するときにも使っていたようですね。

合コンの歴史は…?

さらに、合コンの歴史を調べていくと、「合ハイ」にたどり着きます。

合ハイとは、「合同ハイキング」の略。1950年代後半以降、おもに大学生の間で流行したイベントで、男女が出会いを求めて一緒にハイキングすることです。昭和時代の大学生、ちょっと爽やかな出会いでいいですね。


合ハイのあと、そのまま夜はコンパという流れになり、いつのまにかハイキングが省かれ、昭和後期あたりから「合コン」だけが残ったようです。

もはや「合ハイ」は死語になっていますが、団塊世代の人たちの昔話を聞いていると、割と出てくる言葉でもあります。

合コンは略語でした!

合コンは「合同コンパ」の略でした。コンパはcompany由来で、関連語の「合ハイ」も男女の出会いを求めるイベントだとわかりました。今のようにネットで手軽に出会えるのもいいですが、明るい太陽の下でハイキングしながら恋人探しをするのも楽しそうですね。

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