義母の過干渉でメンタル崩壊…自分を守るために30代妻がとった行動とは【後編】
それ以来、義母は物理的に距離が離れたことで関心が薄れたのか、そのうち子作りに意見をしてくることはなくなりました。今はコロナ禍ということもあって、義実家にも顔を出していません。
夫は家が狭くなったことや、せっかく買ったマイホームを手放したことに不満を抱えているようですが、私はまた少し経ったら家を買えばいいと思っているし、あのとき思い切って夫に二択で決断を迫ってよかったと思っています。義母と距離を置けないままだったら、間違いなくあのとき離婚をしていたはず。渋々だったとはいえ、夫が家族と引っ越す方を選んでくれたことに感謝をしています」
問題を解決するときに、全てが思い通りに進むことはまれでしょう。綾さんの場合は経済的な損失はあったものの、一番の問題だった“義母との距離”を解決できたことで、ストレスを解消できたそうです。義実家問題は夫との温度差が生じやすいだけに「どこまで本気で悩んでいるのか」を夫にきちんと伝えることも、問題解決の糸口になるかもしれません。
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文・並木まき
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