ビジネスチャットとメール、使い分けの正解は? 基本のデジタルマナー6選
日常生活の様々なシーンで、デジタルでのコミュニケーションをとる機会が増えた。しかしまだまだ過渡期で、戸惑うことも多い。そこで、身近で起こりがちなお悩みを取り上げて、識者と共にスマートな解決策を探ります。
心地よい距離感と、スマートなやり取りが肝。
この数年でワークスタイルが大きく変化し、デジタル上の様々なツールを使ったデジタルコミュニケーションが普及。「便利さゆえに一気に浸透したものの、いまだ手探り状態」だと話すのは、SNSカウンセラーの浮世満理子さん。「特にビジネスにおいては、年代によってギャップがあったり、業界や職種によっても異なる部分が大きい。だからこそできるだけ誤解やトラブルを生まないように、自分だけではなく相手も心地よいと思えるような、適度な距離感を保つことを心がけるべきです」
その上で、“ストレート・フラット・共感”の3つが、デジタルコミュニケーションの新常識のキーワードになると、ディレクトリジャパン代表の西原勇介さん。
「従来のビジネスマナーは、リアルの場を想定しているものばかりでしたが、いったんこれまでの常識は置いておき、デジタルならではの新しい感覚を持つべき。そこで意識したいのが、短文で伝える“ストレート”、どんな立場であっても対等な関係性を築く“フラット”、感動やわくわくを伝える“共感”の3つ。