実は略語でした! 「プレハブ」、もともとの名は何でしょう?
ふだん何気なく使っている言葉のなかに、実は略語がけっこうあります。これって略語だったの!?と驚く略語をご紹介。今回は、「プレハブ」です!
【実は略語】vol. 12
「プレハブ」って、何の略?
建築に関するさまざまなシーンで見聞きする言葉「プレハブ」。仮設の事務所や仮店舗、庭に設置する小屋や物置、さらに一般住宅などをイメージする方もいると思います。
そんな誰もが知っているプレハブも、実は略語。しかも、外来語のようです。
さて、いったい何の略でしょう?
プレハブ、もともとは…?
プレハブは、英語のプレファブリケイティッド(prefabricated)の略でした!意外に長くて難しい単語でしたね。
prefabricatedの意味は、「前もって組み立てられた、前もって工場生産された」。英語でも略して「prefab」と書き、本来の発音は「プリーファブ」。そこから日本ではプレハブとなって定着したようです。
プレハブはヨーロッパ生まれ!
日本でもすっかりなじんでいるプレハブですが、もともとはヨーロッパ生まれ。
一般社団法人プレハブ建築協会のサイトによると、近代のプレハブ建築は、18世紀末、植民地時代のヨーロッパで誕生。