不動産会社の女性経営者が教える! 選んではいけない「賃貸物件の特徴」
隣の部屋に男性が住んでいると目線が気になってしまってストレスになってしまいますからね。ただ、検討した結果、最終的に女性専用物件を選ぶお客様は少ないのが実情です。
――なぜ、最終的に選ぶ方が少ないのでしょうか?
山手さんそもそも女性専用物件自体がとても少ないんです。住みたいというニーズは多くあるものの、不動産業者やオーナーに女性が少ないという現状などもあり、コストをかけてまで女性専用物件を増やしたいと考える人がいないのではと感じています。当社がメインで紹介している東京23区内を例にしても、ほとんど女性専用物件はないんです。
また、女性専用物件というと、壁や床が優しい印象のデザインで、外観も可愛くて、設備やセキュリティが整っていて…など、普通の物件よりも魅力があるとイメージされているお客様が多いのですが、通常の物件と大差がないことがほとんど。もちろんそういった可愛らしい女性専用物件もなかにはありますが非常に少数です。その理由もあり、最終的に女性専用物件に住む人が少ない結果になっているのだと思います。
――注意すべきことや、選ぶべきではない女性専用物件について教えてください!
NG1セキュリティや空間デザインを鑑みても、賃料が相場より高い
山手さん女性専用物件は、女性が住みやすいようにとセキュリティや設備面を充実させていることが多い分、賃料が高くなるというデメリットがあります。