くらし情報『シングルマザーの厳しい現状を実感し決意! 人気スタイリストが開いた「こども食堂」に迫る』

シングルマザーの厳しい現状を実感し決意! 人気スタイリストが開いた「こども食堂」に迫る

このシステムを採用したのは、何だかわからないけど無料でごはんが食べられるという夢みたいなことじゃなく、人に助けてもらっていると感じてほしかったから。会ったことがない人でも名前が書いてあると、その人の思いを感じて心から感謝することができる。するとそこに繋がりができて、笑顔の連鎖が生まれるんです。だから私も支援してくださる方のためにもSNSを通して、活動をできる限り伝えていくようにしています」

木津さんがこども食堂を運営していく中で心がけていることは、明るくて誰もが来たいと思える場所にすること。その思いが伝わり、今では毎回多くのこどもたちが遊びに来るようになった。

「閉鎖された場所にしてしまうと、誰も来てくれないし、本当にこの場所を必要としている家庭にも届かない。でもあそこに行けば、美味しいものが食べられて、楽しいことがたくさんあると思えるオープンな場になれば、自然とこどもたちは集まってくれる。今ではこどもスタッフもいて、いろんなコミュニケーションが生まれています。
地域の人たちが繋がることで、こどもを守る人の目が増えて、犯罪に巻き込まれにくくなるし、この場を通して、こどもと大人が交流を持つことで、様々な気づきや成長が生まれると思っています。

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