シングルマザーの厳しい現状を実感し決意! 人気スタイリストが開いた「こども食堂」に迫る
それにこども食堂を利用することで、保護者もごはん作りから一回解放されてハッピーになれる。ママパパがご機嫌だと、こどももうれしい。これも笑顔の連鎖に繋がっていますよね。
目標は、寺子屋みたいなこども食堂にすること。今でもスタイリストや編集者、カメラマンなど私の仲間がたくさん来てくれているから、いろんな職業の人と触れ合うことができるので、こどもたちの可能性を広げることにもなると思っています。もっといろんな学びを提供する場にしていきたい。私たちの活動が、こどもたちを救えることに繋がっているかと聞かれればわからないけれど、私が今できることは、みんなが毎回来たいと思えるような場所を提供し続けること。こども食堂は全国各地に増えていますが、なかなか支援が集まらず、運営し続けていくのが困難になり、道半ばでやめてしまうケースも多々あります。
だからこそ支援チケットは大きな支えになっているし、さらに継続的に支援していただけるよう、企業のパートナーシップを探している最中です。この事業の成功モデルが構築されれば、全国各地にもこういう楽しい場がどんどん増えていき、新たな雇用を生み出すことにも繋がり、多くのこどもたちを笑顔にすることができると思っています」