サウナで“ととのう”の正体とは? 入り方から注意点まで、サウナの基礎Q&A
熱波の向こうにあるめくるめく楽園に浸るためのサ活術とは?“ととのい”のエキスパートに入り方から注意点までサウナの基礎を尋ねた。
座って汗を流すだけでボディメンテができる。
「サウナはもっとも手軽な健康インフラでもあるんですよ」と話すのは、医師で日本サウナ学会代表理事の加藤容崇さん。“ととのい”の先にはたくさんの恵みで満ち溢れているそう。
「幸せホルモン・オキシトシンの分泌アップや体温調節機能の向上など、蒸されることで享受できるものは計り知れません。恒常的な悩みから春に起こりがちなココロのモヤモヤ、夏の熱中症予防といった季節のトラブルにも強くなる。サウナ&水風呂という手軽な行為でタフになっていく。運動が苦手な人にとって最適なボディメンテ術ではないでしょうか」
サウナ欲が高まるQ&A
Q デビューにあたってベストな施設は?
A 適温のサウナ室&水風呂に加えて休憩スペースが確保されているところ。
“ととのい”には環境も重要。「室温80~85°Cで湿度が高いと望ましい。水風呂は16~17°Cの循環式ではないタイプが、冷たさをやわらげます。休むための椅子も備えられていると完璧」
Q 時間が経つにつれて息苦さを覚えた場合は?
A 体調だけでなく換気が十分でない可能性もあり。