不動産会社の経営者が教える! 選んではいけない「NG間取り」のマンション
面積」より2~3㎡ぐらい狭い、「内法(うちのり)面積」となるため、販売図面が33㎡未満の物件は住宅ローン申請ができないのです。
4.リビングに履き出し窓のない物件
家にいる時間にリビングに日光が入らないと気が滅入るという方も多く、日当たりは物件選びでも最も重要なポイントのひとつです。一般的に、日当たりは方角で表記されることが多く、日中の日当たりがいい南向き、朝方の日当たりがいい東向き、夕方の日当たりがいい西向き、直射日光が入りづらい北向きの順で人気となります。
とはいえ、タワーマンションなどでは日当たりがよすぎると暑いため、南向きが避けられたり、住宅が密集しているエリアでは方角そのものより、隣家との距離のほうが重視されたりします。バルコニー前に高い建物が隣接していると南向きでも日が入りづらいですし、目の前に隣家のドアや窓などがある物件は、人目が気になるため不人気なのです。
また、できればリビングに「掃き出し窓」が付いている物件がおすすめです。「掃き出し窓」とは、窓の底辺部分が床まである大きな引き戸式の窓のこと。この掃き出し窓がついておらず、「腰高窓(こしだかまど)」(成人が立っている時の腰の高さの位置に設置された窓のこと)