不動産会社の経営者が教える! 選んではいけない「NG間取り」のマンション
しかない場合、たとえ南向きで日当たりがよくても、部屋に日が差し込む範囲が限られてしまいます。「腰高窓」も寝室にある場合は問題ないのですが、日中の大半を過ごすリビングには不向きといえそうです。
他にも、庭やベランダへ出入りしやすいことや、風が通り開放感が得られることなど「掃き出し窓」にはメリットがいっぱい。ぜひ、リビングにどんな窓が付いているのか注目して物件を探してみてください。
なお、すべての希望を叶えることが難しい場合は「起きている時間に長くいる場所」を優先して考えてみてください。たとえば、「リビングにいる時間が長い方は、寝室は本当に最低限の広さでベッドが置ければOK」とか「リビングは広いほうがいい。カウンターキッチンで料理をしながらリビングを眺めたい」など。一番長くいる場所を中心に理想の間取りを思い描いてみると、自分にとって居心地のいい部屋に出合えると思います。
Information
教えてくれた人
石岡茜さん。2013年に「女性のための不動産会社を作りたい」と、東京・学芸大学に「ことり不動産」を設立。女性ならではの細やかな視点と「幸せな家選び」をモットーに、物件選びをサポートしている。