「一粒万倍日」にすると良いこと・避けるべきことは? 吉日と暦の意味を解説
たとえば2023年6月7日は、癸卯(みずのとう)の年、戌午(つちのえうま)の月、丙申(ひのえさる)の日になる。十干と十二支の漢字にはそれぞれ意味があり、組み合わせることでその日の吉凶を読み解くことができる。
選日(せんじつ)
最強吉日【一粒万倍日】は金銭運でもパワフル。
干支の組み合わせや、万物が5つの属性を持つと考える陰陽五行説を組み合わせて吉凶を判断するもの。すっかりメジャーになった【一粒万倍日】は、選日の吉日。ほかにも、方位の神様が不在になるので方角を気にせず旅行や引っ越しができるという【天一天上】(てんいちてんじょう)などがある。【一粒万倍日】に新しいことを始めたり投資をしたりすると、その利益が倍増するとされる。逆に、増えたら困る借金やトラブルは回避すべし。
二十八宿(にじゅうはっしゅく)
奈良時代から使われていた!?中国の星座が語る運勢。赤道を天球に拡大し、その赤道を28に分ける宿=星座を設定。月と宿の位置から暦を算出する。日本には奈良時代すでに伝わっていたと考えられ、1300年前に作られたキトラ古墳には、二十八宿に関連する壁画が描かれている。宿には【箕】【鬼】【房】などがある。