隠れ脱水が増加中!? すこやかな腸を保つ、理想的な水の飲み方とは?
「カフェインは利尿作用がありますが適度であればそこまで気にせず、水分として考えていいでしょう」と馬渕さん。一方、アルコールをカウントするのはNG。「利尿作用が強く、たとえばビールを1本飲んだ場合、1.1本分の水が排出されてしまいます。そのため、飲んだアルコールの量以上の水を飲む必要が」。また砂糖入りの清涼飲料水も避けるべき。
胃腸にいい水を意識してセレクト。
せっかく飲むのであれば、胃腸にいい水を選びたい。「その際にまず意識すべきは硬度」と山中さん。
「硬水はカルシウムやマグネシウムの含有量が多く、便秘に効果が。お腹が緩めの方には軟水がおすすめです。ほかに腸活にいい水としては、胃腸を刺激して便秘改善や血行・消化を促進する炭酸水、胃腸症状の改善に効果があるアルカリイオン水などがあります」
胃腸の悩みに応じて水を飲み分けることを意識してみて。
【押さえておきたい水のキーワード】
・硬水・軟水
カルシウムやマグネシウムが多いと硬水、少ないと軟水。日本の水は軟水が多い。マグネシウムは腸に水を集め便通を促す効果があるため便秘解消にいいが、味にミネラル感があるため飲みづらさを感じる場合も。
・炭酸水
炭酸ガス(二酸化炭素)