悪魔、怪物、大食、淫欲… キャラ立ちがスゴい「悪ものたち」を集めた異色の展覧会
風格があり、見ていると圧倒されます。その魅力を、会場で見て感じていただけたらうれしいです。
――詳しく解説していただき、ありがとうございました。
クビーンのポスターも見てください!
渡辺さんのお話、いかがでしたか。モノトーンの版画は、一見すると地味ですが、描かれているテーマやストーリーを知ると、大変おもしろいアートだと思いました。
本展は、タイトルもユニークですが、ポスターも非常にインパクトがあります。アルフレート・クビーンという画家が制作した、不敵な笑みを浮かべた骸骨の版画がデザインされているのですが、残念ながら本作品は著作権の関係で、ポスターも含めて写真を掲載できません。
クビーンの作品はネットでも話題になっていて、「あの版画のグッズが欲しい」というコメントもちらほら。
間違いなく、本展で一番キャラ立ちのスゴい「悪もの」です。会場で、クビーンの版画は最後に登場するので、ぜひ直接美術館でご覧になってみてください。
「美術館の悪ものたち」は9月3日まで開催。
Information
会期:~9月3日(日)
休館日:月曜日※8月14日(月)は開館
会場:国立西洋美術館新館2階版画素描展示室
時間:9:30~17:30※毎週金・土曜日:9:30~20:00※入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般¥500大学生¥250
※本展は常設展の観覧券または企画展「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」(7月4日(火)~9月3日(日))観覧当日に限り、同展観覧券でご覧いただけます。
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