くらし情報『西洋人が驚いた! 虫聴、蛍狩…虫をこよなく愛する日本の文化を味わう展覧会』

西洋人が驚いた! 虫聴、蛍狩…虫をこよなく愛する日本の文化を味わう展覧会

例えば、キリギリスは顔をこちらに向けて視線を投げかけているので、目が合ったりします。表情などもおもしろく、ユルッとしたところも魅力です。

西洋人が驚いた!

西洋人が驚いた! 虫聴、蛍狩…虫をこよなく愛する日本の文化を味わう展覧会


満田晴穂左:《自在精霊蝗虫》令和4年(2022)、中央:《自在鬼蜻蜓》令和4年(2022)、右:《自在大蟷螂》令和5年(2023)すべて作家蔵全期間展示

最後の第六章「これからも見つめ続ける―受け継がれる虫めづる精神―」では、明治以降から現代までの虫モチーフ作品を展示。絵画や屏風、自在置物などを見ることができます。

明治期には、西洋から影響を受け、新たな技法や表現が盛り込まれた虫作品が生み出されていきました。

また、江戸時代に親しまれた虫聴や蛍狩もさらに人々の間に広がり、その様子を見た小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)など西洋の人たちを大変驚かせたそうです。

昔から現代まで続く虫に対する人々の気持ちを、さまざまな美術作品をとおして楽しめる展覧会は9月18日まで開催。なお、作品保護のため、会期中に展示替えがあります。
詳しくは、公式サイトでご確認ください。

Information

会期:~9月18日(月・祝)
休館日:火曜日※9月12日は18時まで開館
会場:サントリー美術館
時間:10:00~18:00(金・土は10:00~20:00)

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