昼間に眠くなるのは異常!? 「Pokemon Sleep」監修者が“睡眠”を解説
睡眠が足りていないのですから、眠いのは当たり前ですよね。また、睡眠不足の自覚があっても眠ろうとしない人も多いです。現代の睡眠不足は「覚醒に対する依存症」ともいえるでしょう。
Q4、ショートスリーパーって本当に健全なの?
A、ショートスリーパーは極めてまれ。健康に被害がないかはわかっていません。
大人の98%は平均して6~8時間の睡眠が必要です。1日4~5時間の睡眠で足りるとされるショートスリーパーは極めて珍しく、数百人に一人。生まれつきの体質で、後天的になることはできません。
自称ショートスリーパーの人もいますが、それは睡眠不足に対する自覚症状が出にくい人。逆に言えば、十分に眠ったときの心身のパフォーマンスを発揮できていない人ともいえます。しかし、睡眠不足が続くにつれ、メンタルの不調や認知症、がんなどのリスクは上昇します。また、ショートスリーパーは極めて少なく、不調を訴えることもないので研究ができません。それゆえ、実際に健康被害がないのかはわからないのです。
Q5、大人に昼寝はいらない?
A、基本的には必要ありません。昼間に眠くなるのは「異常」です。
昼寝が必要とされるのは、基本的に4歳くらいまで。