不動産会社の経営者が教える! 選んではいけない「NG物件・間取り」3つのポイント
また、狭小住宅に多く見られる「オープン階段」についても注意が必要です。
オープン階段とは、蹴込み板がなくオープンになっている階段のことで、「スケルトン階段」「シースルー階段」などとも呼ばれます。蹴込み板がなく1階の床まで見えるため、開放感があり、さらに日光や風を通しやすいというメリットがあります。
ですが、「上り下りするのが怖い」「強度に不安がある」「子どもが落下しないか心配」といった声を聞くこともあります。実際に小さなお子さんがいるお客様で、購入後にリフォームを依頼されることも多いです。
「立地がいいのにお手頃」「開放感がある」「光あふれる家」などをうたい文句にしている狭小住宅を検討するときは、このようなデメリットがあることをなんとなく、頭に入れておいてください。
その上で、住み心地と立地、どちらの重要度が高いか考えてみることをおすすめします。
NG2「うなぎの寝床」物件
「うなぎの寝床」とは、間口が狭く奥行きのある細長い間取りの物件のことです。
狭い土地を有効活用して建てられることが多く、好立地の場所に住めたり、縦長の間取りのおかげで狭さを感じづらかったりというメリットがあります。