『ムービング』監督が明かすキャスティング秘話「韓国にいる20代前半の俳優をほぼ調べ尽くした」
今年爆発的大ヒット作となった、ディズニープラスオリジナル韓国ドラマ『ムービング』。今回、監督を務めたパク・インジェさんの特別インタビューを敢行!キャスティング秘話から最新技術とチームの努力が結晶した撮影の舞台裏まで、世界中を熱くさせた本作の魅力に迫ります。
自分も親になり、子への特別な愛情の物語に惹かれました。
――『ムービング』は2023年8月にディズニープラスで配信が開始され、世界で最も視聴された韓国オリジナル作品となりました。韓国では数々の賞を受賞。この快挙をどう感じていますか?
こうした評価をいただくのは、やはり嬉しいことです。『ムービング』は家族の物語であり、そして特殊能力者たちを描いた作品ですが、このようなテーマはこれまで韓国の動画配信サービスではあまり取り上げられてきませんでした。そのユニークな要素を評価していただけたのではないかと思います。
――この作品の監督を務める決め手となったポイントを教えてください。
理由は2つあります。私は、以前は映画の仕事がメインでしたが、動画配信サービスのドラマも作るようになって決めたことがあるんです。それは自分が経験したことのない新たなジャンルに挑戦すること。