不動産会社の経営者が教える! 収納スペースでわかる「選んではいけないNG物件」
家族の人数にもよりますし、あまりにもスペースがない物件は論外ですが、キッチン収納=大容量にこだわらなくてもいいと思います。
大切なのは、家事導線にそった適切な場所に、使用頻度の高いものを収納できるかどうか。
普段使いする数量の食器やカトラリー、キッチンツールなどが取り出しやすい場所に収納できそうか、もし家具を追加で購入するとしたらどのくらいのサイズのものをどこに置くかなど、内見の際にイメージしてみてください。
またこれもよくお客様から質問を受けるのですが、「ゴミ箱をどこに置いたらいいのかわからない」というのも、キッチン収納あるあるかもしれません。隠す収納を推奨する専門家もいますが、とくに使用頻度の高い可燃ゴミ用のゴミ箱を、使うたびに出したりしまったりするのは非常に面倒なので、あまりおすすめできません。
ゴミ箱=美しくないものだから隠したい、という発想を逆手にとって、私はキッチンのどこに置いてもいい、おしゃれなゴミ箱を選んでみては?と、アドバイスしています。
生活感が出ないようなスタイリッシュなゴミ箱、センサーで開閉するハイテクなゴミ箱、アクセントになりそうなポップカラーのゴミ箱など。