佐々木蔵之介、宮世琉弥と語る困難の乗り越え方「逆にピンチを笑う」
そのおかげで自分の引き出しもすごく増えたと感じています。
僕は普段から何でもメモするタイプで、電車で見かけた派手目の女性が携帯を使いにくそうにしてたら「爪が長いと打ちにくい」とかそんなことも書くほどなんですけど、そんなふうに現場でもたくさんメモさせていただきました。
最初から役者として芝居の話が自然とできていた
―すごいですね。ちなみに、佐々木さんに関してはどんなことをメモされていたのでしょうか。
宮世さんまずは、座長として引っ張っていってくださるところとか、ついていきたくなるような部分を書いていました。あとは、初対面でもボケたりツッコんでくださったりするほど、とにかく優しいところについてです。
佐々木さんそれは、関西人だからかもしれないですね(笑)。
宮世さん特に、僕は現場で一番年下ということもあってすごく緊張していましたが、そんなときにご飯にまで誘っていただいたので、それもすごくうれしかったです。
―佐々木さんから見た現場の宮世さんはどのような印象でしたか?
佐々木さんまず役の話をすると、大沢は過去に深い傷を負っていて影があるものの、ハツラツに登場してきて爆発力があるキャラクターなので、そこが面白いと思いました。