佐々木蔵之介、宮世琉弥と語る困難の乗り越え方「逆にピンチを笑う」
くんですね。彼の演じる窪という役は一番人を殺していて最強なんですけど、あんな怖い顔して差し入れのドーナツを全種類食べるくらい甘い物が好きで「娘に持って帰りたい」と言っていて。あれだけ人を殺している役を演じている彼もやっぱり娘が大事なんだなと思いました(笑)。
宮世さん本当にキュートな方で、娘さんを愛していますよね!
佐々木さんあと、間野会トップの津田(健次郎)さんもクセが強い役でしたね。でも、ご本人はものすごく優しい方です。
―では、おふたりにとって「ヒーロー」といえばどなたですか?
佐々木さんそれは、観てくださるお客様です。不安なこともいろいろありますが、「よかったよ」とか「励まされました」と言っていただけると、こちらも力をいただけますし、本当に助けてもらっています。特に、舞台のときは一緒に作品を作っている感じがするので、僕にとって一番の原動力はお客様ですね。
宮世さん僕は、家族です。家族がいなかったら、僕はいま生きていません。言葉でも支えられてきた部分が大きいので、その恩返しをしたいという意味でもこういった活動をしています。なので、僕にとっては“マイファミリーヒーロー”です。