「ズボン」本当の意味、知ってる? 【意外と知らないカタカナ語雑学】
昭和時代によく使われていたファッション用語「ズボン」。anan読者のアラサー世代はなじみがないかもしれませんが、昭和生まれのかたはまだ使っている人も多いと思います。そんなレトロな雰囲気が漂う言葉「ズボン」の本当の意味をご紹介!
【意外と知らない雑学】
「ズボン」の由来は…?
国語辞典によると、ズボンの由来はフランス語のジュポンjupon。
ただjuponの意味は、私たちがイメージするズボンではなく、「女性用ペチコート」です。
なぜ、女性用ペチコートがズボンの意味で使われるようになったのかは不明のようですが、明治初期には「ズボン」が「二股に分かれた西洋の衣服」を表す言葉として定着しました。
別の由来も…!
さらに百科事典を調べてみると、ズボンの由来はフランス語juponのほかに、「擬声語からきた言葉」という説も載っていました。履くときに「ずぼん、すぽん」と足を入れることからズボンと呼ばれるようになった、という説です。
どちらにしても、ズボンは日本独自の言葉なので、外国で「ズボン」は通じません。英語でズボンを表現したいときはpants、またはtrousersを使いましょう!