市川染五郎「父とは通じ合うものがある」松本幸四郎と音声ガイドで“親子初共演”
(あみだにじゅうごぼさつらいごうずはやらいごう)》をはじめ、国宝や重要文化財に指定されている多くの文化財が集結します。
今回、本展の音声ガイドを務める松本幸四郎さんと市川染五郎さんに、展覧会への期待や見どころなどについてお聞きしました。
早く見たくてワクワクしています!
――まず、本展では、どのようなところが見どころだと思われますか。
幸四郎さんこの展覧会では、日本の歴史や過去の作品が発表されていますが、ただ過去のものを見るというより、今でも生き続けている「存在感」を感じられるのではないかと思います。歴史があるからこそ素敵だということもありますが、それ以上に現代にも生きていることが感じられそうです。
染五郎さん見どころ、というお話ではないかもしれませんが、自分が早く見たいです(笑)。とにかく早く見たくて、ワクワクしています。
五百羅漢図(ごひゃくらかんず)より、左:第24幅 六道 地獄 【4/16(火)~5/12(日)展示】 、右:第57幅 神通 【5/14(火)~6/9(日)展示】狩野一信筆江戸時代・19世紀東京・増上寺蔵
――では、特に楽しみにしている作品を教えていだたけますか?
幸四郎さん《五百羅漢図》(狩野一信筆)