なくて正解でした! 注文住宅を建てた主婦が確信した「いらない住宅設備」
3.勝手口
©木村孝子
子どものころから戸建てに住んできた場合、勝手口は当然つけるものと考えるかもしれません。筆者は新居に住むまで戸建てで暮らしたことがなかったため、家づくりを始めてから勝手口をつける意義を調べてみたのですが、通風や採光ができる・勝手口の外にゴミを置いておける・動線が増えるといったメリットがあるようでした。
筆者宅は結果的に勝手口を採用しなかったのですが、代わりにキッチンに縦長の大きめの窓をつけました。窓から庭へは出られませんが、通風や採光には役立っています。また、ゴミを屋外に置いておくのは抵抗があり、家事動線にもさほど影響がなさそうだったため、勝手口はつけなくて正解でした。
立地やライフスタイルなどによって必要な住宅設備は変わる!
筆者が採用しなかった住宅設備をご紹介してきましたが、決して注文住宅を建てるすべての方にとって必要がないとは限りません。家を建てる立地や周辺環境、ライフスタイル、価値観などによっても必要な住宅設備は異なるでしょう。理想の暮らしにおいて必要かどうかをしっかり考えて、住宅設備の要不要を決めていけるとよいですね。
文・木村孝子
整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリスト・ライター。