不動産会社の女性経営者が教える! リビングでわかる「選んではいけないNG物件の特徴」
料理を作る人の場合、煙や匂いが部屋全体に広がりやすいワンルームは特におすすめできません。
――「このリビングは不便だった」など、お客様から聞いた失敗エピソードがありましたらぜひ教えてください!
平出さん「片付けが苦手で、入ってすぐリビングが見える部屋だと困る」とお話しされていたお客様が何人かいらっしゃったのですが、とても共感しました。玄関を開けてすぐにリビングが見えてしまう物件ですと、宅配便の人に部屋を見られてしまうなどデメリットがあります。リビングにたどり着くまでに廊下があり、リビングに入る際にはドアがある物件を選んだ方が、過ごしやすくおすすめです。
――どんなリビングなら快適に暮らせると思いますか? 快適なリビングを選ぶために大切なことやポイントなど、平出さんの意見を教えてください!
平出さん家賃との兼ね合いで、どうしても希望通りの広さのリビングに住んでいないという人も多いと思います。そういった場合でも、高さのある家具は手前にして低い家具は奥に置くなど、工夫次第でリビングを広く見せることは可能です。壁に取り付ける棚や鏡も広く見せるためには効果的。その際は、壁に穴を開けないタイプを選ぶようにしてください。