岡田将生「優しさだけで夫婦はやっていけないと知った」理想の夫婦像に変化
―確かに、そうですね。ちなみに、ご自身がパートナーと向き合ううえで意識されていることなどがあれば、教えてください。
岡田さんやっぱり「寄り添う」というのは、大事だなと思います。そこは気を付けているつもりですが、それはあくまでも自分のなかでのことなので、相手がどう感じているかはわからないですよね。
だからこそ、いいパートナーでいるということは、つまり“いい人間”であるということでもあるのかなと。そこは自分と向き合って生きていくしかなんだろうなと考えるようになりました。
夫婦でお互いを理解し合える姿には憧れる
―職業柄、さまざまなカップルを疑似体験してきたと思いますが、それがご自身の恋愛観に影響を与えることもありますか?
岡田さんそれはまったくないんですよね。ただ、観てくださる方々には楽しんでもらいたいなというのはあります。
僕自身で言うと、恋愛ものからしばらく離れていたこともあって、久しぶりにこんなに向き合うことになったので、夫婦のあり方については勉強になりました。
―本作で衝撃的なシーンのひとつに局部を剣山で刺される場面がありますが、男性からするとトラウマになるのではないかなと。