ゴールデンボンバー・鬼龍院翔「僕らは時が経つほど面白くなるバンド」
――では鬼龍院さんから見て、メンバーのみなさんは、昔といまで変化を感じたところはありますか?
最初は、ギターの喜矢武くんは、全然ふざけていなかったんですよ。ふざけられなかったというのか。でもどこかの時点で自分の殻を破って、いまではけっこうふざけてくれるようになりました。あとのふたりはあまり変わらない印象ですが、歌広場は加入当時大学生だったんですけど、いまも大学生みたいだし、何も成長していないと思います(苦笑)。
樽美酒は昔からもうできあがっていましたね。でも、彼はどうにか自分のキャラクターをポップなものに、いいものにしようと、メイクもだんだん変わっていって。最初のメイクはちょっと怖かったんですよ。握手会でお子さんに泣かれたこともありますし(苦笑)。
どんどんブラッシュアップされています。
新曲は「20年で初のポジティブなメッセージソング」
――2024年7月24日にニューシングル「イイね」をリリースされました。先日ファイナルを終えた結成20周年ツアーで初披露されていましたが、曲が生まれたきっかけは?
いまの世の中、好きなものを我慢することが多いと感じたことがきっかけですね。僕らがライブをやっているなかで、たとえばファンレターをいただいたときに“2回連続でライブに来てしまって、こんなに来ていいんでしょうか?”というものがあって。