くらし情報『田村正和から柄本佑まで…時代を象徴する、テレビドラマを彩る“大人の男”たち』

田村正和から柄本佑まで…時代を象徴する、テレビドラマを彩る“大人の男”たち

で演じた物理学者、湯川学も頭脳明晰、容姿端麗でモテるのに“変人ガリレオ”と呼ばれるほどの変わり者でした」

’00年代が、’90年代の主人公のキャラクターと大きく異なる理由は、21世紀に入りインターネットがより普及したことにもあるよう。

「ネットカルチャーが浸透し始め、漫画やアニメの人気が高まったり、ある分野のカルチャーに詳しい“オタク”が増え、モテの対象はヒーローよりも頭脳明晰な人になってきたのかもしれません。また、バブル崩壊後の名残を地味に引きずっていた’90年代後半を経て、ますます経済状況が悪くなっていった’00年代は、給料のいい専門職や、知識豊富な堅実派といった国民の憧れをドラマの主人公に具現化した作品が多かったともいえるのではないでしょうか」
’ 00s 大人の男の条件
いわゆる二枚目俳優が、容姿のカッコよさだけじゃない、情けない部分を見せたりできるのが、愛される理由。

【’10s】勧善懲悪な正義漢がブームに。

田村正和から柄本佑まで…時代を象徴する、テレビドラマを彩る“大人の男”たち


’10sを代表する大人の男『半沢直樹』の半沢直樹(堺 雅人)

竹野内豊さんや西島秀俊さんなどのいわゆる“演技派”と肩を並べている堺雅人さん。代表作は『リーガル・ハイ』シリーズ(’12年~)

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