くらし情報『不動産会社の女性経営者が教える! プロが「購入より賃貸物件」をすすめるケースとは』

不動産会社の女性経営者が教える! プロが「購入より賃貸物件」をすすめるケースとは

ですが、購入となると自分で負担する必要があります。また、購入した場合は、同じ家に住み続ける限り、設備は古くなっていきますが、賃貸物件に住んでいれば、最新の設備が整った物件に引っ越しやすいというメリットも。

メリット3.「住宅ローンの負担、固定資産税がかからない」
平出さん賃貸物件であれば、もし収入が減少してしまったら賃料の安い物件に引っ越すことで対策ができますが、物件を購入して住宅ローンを支払う場合は、収入に関係なく返済し続けなければなりません。購入した物件となると支出を変えることができないため、負担になる可能性があります。また購入の場合は固定資産税がかかりますが、賃貸であれば住居にかかわる税金もかかりません。

――反対に、賃貸物件に住む”デメリット”があれば教えてください!

デメリット1.「資産にならない」
平出さん賃貸物件は借りているものなので、自分の資産にはなりません。購入した物件であれば住宅ローンを完済すれば自分の資産になりますし、ローンの返済中でも他の人に貸して賃料を得ることも可能です。賃貸物件の毎月の賃料は、”後には残らない支出するだけのお金”というところは大きな違いだと思います。

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