家を買うために貯金してはいけない!? 不動産専門家が教える! 知らないと損する「家づくりのNG行動」3選
ということになると思います。
ただし持ち家の場合、簡単に引っ越しができない、家の補修等メンテナンスの必要があるといったデメリットもあるため、一概に損得では括れません。
その点も踏まえ、しっかり選んでほしいです。
NG2住宅ローンの借り入れを額面年収の25%で計算してしまった
家を購入するために住宅ローンを組むかたが大多数だと思います。それでは、どれくらいの額を借り入れるのがベストなのでしょうか?
目安となるのは、返済負担率(住宅ローンを含むローンの年間返済額が年収に占める割合)です。返済負担率の安全ラインは一般的に25%以下とされ、1年間の返済額が年収の25%以内であれば、余裕を持って返済ができると言われています。
たとえば年収500万円のかたの場合、年間の返済額が125万円以内に収まる住宅ローンであれば、生活に支障をきたすことなく返済できるということになります。
ただし、ひとつ注意しなければならないのは、額面年収で計算しないこと。
「25%以内にしたはずなのに生活が苦しいぞ…」ということになりかねません。
額面年収であれば20%、手取り年収であれば25%が正しい目安です。
額面年収500万円の20%は100万円、額面年収500万円のかたの手取り年収はおそらく400万円くらいと想定できるので、その25%は100万円。