注文住宅を建てた人が「後悔したこと」とは? 不動産専門家が教える! 間取りの「失敗ポイント」
の場合、4人家族で125㎡、「都市居住型(都心とその周辺での共同住宅住居を想定)」の場合、4人家族で95㎡と規定されています。家族がそれぞれの居室を持ち、なおかつ、ゆったりした玄関をつくるといったことが可能な広さです。
東京都23区内をはじめとした都心部では、70㎡の小ぶりな3階建て住宅など、比較的面積の小さな物件も多く見受けられます。
戸建で70㎡というと、居室を4.5畳にしたり、リビングをやや手狭にしたりとコンパクトな設計にならざるを得ません。
このような家では「広いリビングでくつろぎたい」「自分の部屋でゆっくり過ごしたい」といった理想的な暮らしができない場合もあります。
広さに妥協しすぎず、ゆとりを持った家づくりをしていただきたいです。
ただし、駅近の好立地を優先したいかたなどであれば、この限りではありません。ご自分の好みやライフスタイルに合わせて選んでください。
POINT2 多目的ルームや多用途に使える空間をつくる
部屋をひとつの役割だけのスペースにしてしまうと、5年後、10年後にライフスタイルが変わったとき、フレキシブルに使えなくなってしまいます。
そのためいろんな作業ができる多目的ルームを1部屋、備えておくことをおすすめします。