“目の疲れ”が快適な睡眠を妨げている!? 疲れや凝りを解消する、簡単快眠マッサージ
5分で実感!局所疲労をケアする、簡単快眠マッサージ。
「睡眠の悩みを訴える人は年々増えています」と話すのは、自律神経専門の整体師・永井峻さん。
「人は睡眠中に体の修復をするため、しっかり眠れていないと修復できずにいろいろな症状となって現れます。体の不調を訴えて僕の整体院を訪れる患者さんの多くは、睡眠の悩みを抱えているのですが、その9割に“目の疲れ”が見られ、これが快適な睡眠を妨げていることがわかったのです。この大きな原因は、ネットや動画を長時間見続けること。例えば布団の中で、目と近い距離で、寝る直前まで光る画面を見続けることで瞬きが減り、ドライアイや眼精疲労を引き起こします。そもそも目は、感覚器官の中で唯一脳と直接神経で繋がっていて、ものを見ているだけで無意識に多くの情報をキャッチしてしまうパーツ。脳に興奮状態を作りやすく、これにより自律神経を乱してしまうと、理想的な睡眠がとれなくなるのです」
このような体の一部分の疲労感を“局所疲労”という。
「パソコンやスマホなどの使いすぎで凝り固まった腕、運動不足や冷えなどで血流が滞り、むくんだりする脚も局所疲労の代表パーツ。寝る前の簡単なマッサージによって局所疲労を取り除くだけでも、眠りの質は改善するでしょう」