DIVA・ゆっきゅん「私のような存在が地方に住んでいる繊細な中高生たちにまで届け!」
歌手、アイドル、作詞家、アーティスト…どの肩書にも収まりきらない唯一無二の“DIVA”ゆっきゅん。今年活動を始めて10周年。ananはじめ雑誌連載を多数抱え、ポストされるつぶやきは働くアラサーの心を掴む。ゆっきゅんとは何者か、話を聞いた。
――小さい頃から歌手を目指していたのでしょうか?
ゆっきゅん:小学校低学年のとき、将来の夢は“エイベックス”ってカタカナで書いたことを覚えています。イメージとしては浜崎あゆみさんのことだと思うのですが、ジャストAYUになりたいというわけではなくて…。姉がいたので影響を受け、5歳くらいから音楽に触れて歌うことは好きでした。Perfumeとかも元々好きでしたが、中学2年生の頃にモーニング娘。
にハマってアイドルに開眼して。世代的にAKB48とかも全盛期で。でも当時私は岡山県に住んでいたので、好きなアーティストたちは47都道府県ツアーでも組まない限りやってこない。音楽はテレビやCDやPCの中にあるものという感覚で、同じステージに立ちたいと思うこともほぼなかった。それに、好きな女の子アイドルグループには自分はどうやっても入れないということも、もはや考えないくらいわかっていたし。