あなたも「住宅弱者」? 不動産専門家が教える!「物件を借りにくい人」の現状とは
社のサービス(※2)や、お弁当を届けて安否を確認する「見守り配食」などがあります。
お弁当やドリンクを配って安否確認するサービスについては、民間だけでなく行政でも行っているところもあります。また、困窮世帯に対して見守り器具の補助金を出してくれる自治体もありますので、ぜひお住まいの市町村窓口に問い合わせてみてください。
住宅弱者は情報弱者?
――住宅弱者に対する、その他の取り組みについて教えてください。
キョウさん住宅弱者は不動産会社への来店自体を断られるケースもあり、物件探しのスタート地点にすら立てないかたもいます。そこでLIFULLでは、各住宅弱者カテゴリーのかたに対して親身になって住まい探しの相談に応じる不動産会社を集約して掲載し、検索できるようにしたサービスLIFULL HOME’S 「FRIENDLY DOOR」(※3)を開始しました。住宅弱者と、住まい探しに寄り添ってくれる人(不動産会社)をマッチングするサービスで、現在、約6,000軒の不動産会社が参画しています。
今年6月には、「FRIENDLY DOORサポートデスク」(※4)を開設し、情報提供をしたり、理解のある不動産会社や居住支援法人につなげたりしています。