くらし情報『手仕事から生まれる優しい温かみ、北欧ライクな東北の民芸品「こぎん刺し」の魅力[PR]』

2020年7月27日 08:50

手仕事から生まれる優しい温かみ、北欧ライクな東北の民芸品「こぎん刺し」の魅力[PR]

今回のいいもの20選を機に調べてみると、なるほど、その訳にも納得。

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もともと、「こぎん」の発祥は、現在の青森県西部に位置していた津軽藩。
その歴史は江戸時代にまでさかのぼります。当時の厳しい倹約令により、東北の農民たちが綿や絹を身につけられなかった中、野良着として身につけられたのが、唯一自給自足できた麻。その麻を使った小巾(こぎん)という農民が着る単衣の短い労働着に麻糸を刺し、補強した着物を刺しこぎんと呼ばれていたのが、いつの間にか「こぎん」呼ばれるようになったのだそう。


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限られた資源の中、耐久性と厳しい寒さを凌ぐための知恵から生まれたこぎん刺し。農家の女性たちがひと針ひと針丁寧に刺した文化が、 現代にもその知恵と工夫がしっかりと受け継がれ、長く長く使えるものとして愛用されるようになっているんですね。
そういった背景を知らずに使用していましたが、そういった背景を知ると、なお一層、愛おしいアイテムに思えてきます。

ひと針ひと針…昔から変わらないその技法

こういった、歴史の長いこぎん刺しですが、今では現代風にアレンジされた図柄もたくさんありますが、弘前こぎん研究所のこぎん刺しは、伝統的な文様を用い、昔の東北の冬仕事同様に、布目に合わせて、ひと針ひと針職人さんが丁寧に刺繍を施しているのだそう。

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