4.パフォーマンスアップ効果
運動により、脳への血流量が増えることで集中力がアップしたり、幸せホルモンであるセロトニンの分泌を促したり、さらには記憶力がアップしたという研究報告(※1)もあります。仕事の質や、睡眠の質をあげてくれる効果が期待できそうです。運動をすることで、ダイエットや血糖値改善だけでなく、日々の生活を充実させてくれる手助けをしてくれるのはうれしいですよね。
また、簡単なストレッチでも、リラックス効果が生まれることが明らかになっており、特に就寝前に行うことで睡眠の質を上げてくれる効果もあります。直接的なダイエット・血糖改善効果は期待できないのですが、リラックスしてぐっすり眠ることで翌日のパフォーマンスアップに役立ってくれるでしょう。運動が難しい日でも、カラダを動かす意識づけが大切ですよ。
運動の取り入れ方
運動量・時間の目安
日本糖尿病学会による糖尿病治療ガイドでは、運動の目安として、
「できれば毎日、少なくとも週に3~5回、強度が中等度の有酸素運動を20~60分間行い、計150分以上運動することが一般的には勧められる」とされています。
中等度の有酸素運動とは、体感で「楽である」