イライラや頭痛にさようなら! 生理前の不調(PMS)を緩和する食生活
PMSとはPremenstrual Syndromeの略で、月経前症候群のことをいいます。
これは月経1週間前から3日前あたりに、身体や心がホルモンバランスの変化に対応しきれず、不安定になることから起こる症状のことを指します。
主な原因としては、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増減するためだと考えられています。月経前にエストロゲンが減少すると、血管を収縮させるセロトニンも減少し、脳の血管が拡張して頭痛が起こります。また、月経前に増加するプロゲステロンには水分を体内にためる働きがあるため、むくみが起こりやすくなります。(※)
PMSで起こる症状
身体的症状
頭痛・肩こり・むくみ・胸の張り・肌荒れ・疲れやすい・めまい・吐き気・体重増加など
精神的症状
イライラする・涙もろくなる・無気力になる・集中力が低下する・情緒不安定になるなど
PMSを改善するためにとり入れたい栄養素
イソフラボン
女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをします。月経周期をの乱れを改善し、PMS特有のイライラや情緒不安定などを和らげる働きがあります。また、肌荒れやにきびに効果があります。