2024年1月29日 21:00
「3カ月だけ付き合って」幼なじみに頼まれて偽装カップルに⇒愛情のない彼に本気で恋してしまった結果
それどころか、次の週末を心待ちにするようになったのです。
そしてある日、幼なじみが取ってくれたチケットで念願の推しのコンサートに行ったときのこと。終わったあとに幼なじみと「最高だった!」と意気投合したとき、私は小さいころによく2人で音楽を聴いていたのを思い出しました。そしてこのとき、自分が彼に対していつの間にか恋心を抱いていることに気づいたのです。
しかし、彼が振り向いてくれるわけがありません。なぜならいつも私を「地味だな」とからかってきて恋愛感情はなさそうだし、この恋人関係もお見合いを断るための偽りのものだから……。
3カ月を過ぎてもデートを続けていたある日…
その後、約束の3カ月は過ぎているはずなのに、幼なじみは忘れているのか、まだ毎週デートに誘ってきます。この日はカフェデートでした。
モヤモヤを解消するべく、私は自分の気持ちを打ち明けようと決心。カフェに着くなり、いつもと違う様子の私に幼なじみは不思議そうにしています。
私がなかなか言い出せずにいたところに、ひとりの女性が現れました。そして、幼なじみにこう声をかけたのです。