③アメリカ~ついに無料化?~
(Photo by Daily News New York)
7月、ニューヨーク市は市内の学校や刑務所、ホームレスシェルターなどのトイレに生理用品を常備し、無料で使えるようにする「フリータンポン制度」を採択。
いつでもどこでも、そして誰でも、“タダ”で生理用品を使えるようになったのだ。
「急に生理がはじまった時、気まずくて周りに頼れない」
「刑務所のような“ほしいものを思うように手に入れられない環境”で、使いたくても使えない」
そんな女性たちの「お金以外の悩み」も解消された。
生理用品は「ぜいたく品」?日本に残る「間違った常識」
(Photo by 眉屋まゆこ)
この生理用品にまつわる問題、日本ではあまり話題に上らない。
日本の生理用品は比較的安いうえ、「クオリティーは世界一」とまで言われている。
そのため、そこまで深刻な問題になっていないというのが現状だ。
しかし、原油や資源の価格の変動で値上がりする可能性は十分にあるし、若者の貧困が問題になっている今、現在の値段でも高いと思う人は間違いなくいるだろう。