25杯目:ミレニアルズの5人に1人が、「セクシャルマイノリティ」だと自認する時代。#TRP2017|「丼」じゃなくて「#」で読み解く、現代社会
人々は男性か女性、同性愛か異性愛など2つに分けられた選択肢のどちらかに自分を当てはめることなく、自分のアイデンティティを柔軟に捉えられるようになっているのだ。(参照元:GLAAD, Konbini)
「ジェンダーフリー」な子供服売り場を求めた5歳の女の子
5歳のアリス・ジェイコブちゃんは、スーパーヒーローや車、恐竜が大好きな女の子だ。彼女は母親とギャップキッズのオンラインショップを見ていたとき、「ピンク色」や「ディズニープリンセス」で溢れる“女の子向け”の洋服ページに違和感を感じた。そして、カジュアルアパレルブランド「GAP(ギャップ)」宛にメールを送ったという。
Photo by Peter Roomie
その内容は「女の子向けの服にはピンクやプリンセスのデザインばかりです。でも男の子の洋服にはスーパーマンやバッドマン、ロックンロール、スポーツのようなクールなデザインがあります。そういうのが好きな女の子はどうしたらいいですか?」「クールな女の子向けの服を作ってくれませんか?それから、男の子や女の子のコーナーに分けるのではなく全部キッズコーナーにしてくれませんか?」というものだった。