くらし情報『「日本の“ふつう”に違和感を感じる」。アーティストRagelowが常識に抗い、ペンで“怒り”を社会にぶつけ続ける理由。』

「日本の“ふつう”に違和感を感じる」。アーティストRagelowが常識に抗い、ペンで“怒り”を社会にぶつけ続ける理由。

』という言葉を掲げている。前者に関しては、原来、障害を持つ方を隔離してしまうのではなく、就労や家庭環境などに、普通の人と平等に参加してもらうという意味を持つ医学用語だ。また、後者の「Think Outside the System」は、前述の『NEW TOKYO POST』のテーマでもあり、一般的な物の見方に囚われてしまうことなく、一歩引いた位置、つまり「第三者的目線」からモノやコトを見るのが大切だ、というメッセージである。これらは、彼がこれまでの人生において貫いてきた、いわば「普通ではないスタイル」に対するアンチテーゼとも取れるだろう。世間一般の普通に対して、彼は彼なりの“普通”を体現し、アートの形で社会に提唱しているのだ。例えば、就職活動。みんなが同じ黒のスーツに身を包み、同じような髪型をして、同じようなスタイルで行うことに関してRagelow氏はこう述べた。高校受験して、何となく大学に行かなきゃという普通。
まずは親に感謝ですよね。でも、もしやりたいことが見つからないでそうしているなら、まずは飛び出す事。実家を出てなんでもいいから体使って働いて、そのお金で外国にでも旅にでたらいいと思う。

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