「日本の“ふつう”に違和感を感じる」。アーティストRagelowが常識に抗い、ペンで“怒り”を社会にぶつけ続ける理由。
「オンライン作業とオフライン作業」だけでなく、「コンサバティブとリベラル」「ハードコアとポップ」など、黒と白のどちらかに偏るのではなく、両者を知り、両者の良い部分を受け取ることのできる「自分のグレーゾーン」を彼は持っているのだ。情報過多で、目紛しくテクノロジーが発展する現代社会で、時には立ち止まり、じっくり物事を俯瞰して見ることで、「Outside the System(体制の外側)からの視点」、そして「自分のグレーゾーン」を持つことが、現代を生きる私たちに必要なのだと伝えるため、彼は今日もペンを握り、活動を続けている。
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Ragelow