くらし情報『「日本の“ふつう”に違和感を感じる」。アーティストRagelowが常識に抗い、ペンで“怒り”を社会にぶつけ続ける理由。』

2017年7月12日 01:13

「日本の“ふつう”に違和感を感じる」。アーティストRagelowが常識に抗い、ペンで“怒り”を社会にぶつけ続ける理由。

若いときこそ、興味のある専門的な事を学ぶべきだし、学校じゃなくても実践的に働いて学べばいい。スーツ着て就職したから一生安心だなんて幻想だから。
Photo by DAILY WORKERS
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インターネットの普及は、現代人の生活を一変させた。知らなかったことは、Googleがすべて教えてくれるし、インスタグラマーやユーチューバーになれば、素人でも多くの人に情報を発信できるインフルエンサーとして活動ができる。イラストだって、Adobeのイラストレーターやフォトショップなどを使えば手描きの作業なしで制作できる。しかし、彼はSNSを利用して、オンライン上で多くを語る訳ではなく、号外新聞(『NEW TOKYO POST』)を手配りする、というアナログな形で自分の考えや思想を社会に発信している。必要に応じてインスタグラムなどのSNSを活用しているため、インターネットを完全に排除するわけでもない。また、どんなに巨大で、精密な絵を描くときも必ず手描き(オフライン)だ。
全てがオンライン化し、便利な時代になった今、彼のオフラインに比重を置くスタイルは時代に抗っていて、「変だ」と感じる人もいるかもしれない。しかし、これが彼にとってのスタンダードなのだ。

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