「日本に必要なのは美の多様性」。元モデル、現写真家の22歳の彼女が「美の基準」に一石を投じる理由。
フェミニスト、と聞くとどんな人物を思い浮かべるだろうか?もしかしたらちょっと過激なイメージがあるかもしれない。欧米ではだんだんと常識となりつつあるが、日本ではあんまり浸透していないように思える。「男嫌い」「ヒステリック」などネガティブなイメージと結びつけられることが多いからだろうか。もちろん、「男は嫌い」と公言する過激なフェミニストは存在する。彼女/彼らにはそんな結論に行き着いた理由と歴史があるだろうからそれに対しての善し悪しはここでは議論しない。いま注目したいのは、近頃欧米などで、もはや流行りとなりつつあるキュートなビジュアルのデザインやイラスト、写真などでハッピーに発信するフェミニズム。ここ日本にも「ピンク・フェミニスト」と定義し、かわいく、素敵な女の子たちの写真でフェミニズムを発信する日本人のフォトグラファーがいるのだ。彼女の名前はAyu Watanabe(渡邉彩友)さん。
今回Be inspired!は彼女に会って話を聞いた。
NYLON JAPANに撮影を頼まれたり、イギリスのインディペンデントマガジンSUKEBANやHUNGER TVなどで作品が取り上げられたりしているAyuさん。