「日本に必要なのは美の多様性」。元モデル、現写真家の22歳の彼女が「美の基準」に一石を投じる理由。
だとインスタグラムにアップしたところ反響が大きかったそうだ。私パっと見、あんまり自信ないし、気弱だし、ピンクもすごい大好きだし、ガーリーな印象にとらえられることが多くて。でもその反面、日本では浮くぐらいフェミニスト的な考えを持ってるから、“フェミニン・フェミニスト”って意味を込めて、「ピンク・フェミニスト」って名乗ってみたの。
pink feminist より
彼女はフェミニストで、メッセージ性のある作品を撮っている。でもそもそもは彼女にとって作品の第一の目的は、友達を幸せにすること。自分が(ワキ毛やセルライトについての)プロジェクトで作ったものも、個人的に友達のなかに見つけた繊細な美しい部分を誰か一緒に喜んでいる人がいてくれたらいいなってくらいでした。私的には説教くさく「アートは政治だ」っていうよりも、もっとなんかその友達が喜んでくれることの方が自分にとっては大切でしたね。そういう感じでフェミニストとかもっと身近に感じてもらえればいいなって。
政治を考えるのって誰かに説教されたりとか、ずっと受け身でいるよりも主体的にならないとわからないものだし、私にとっては友達が喜んでくれることのほうが大切だったし、暗くて孤独な人間でもつまらない日常をちょっと明るくできるというか、支えられて、寄り添ってあげられるようなものを作っていけたらいい。