くらし情報『「僕らはインターネットを使って先祖返りしてる」。タブーなしの“新しい会話” [Neutalk vol.2]』

「僕らはインターネットを使って先祖返りしてる」。タブーなしの“新しい会話” [Neutalk vol.2]

柳下:なるほどなるほど。よし、ここいらでやめとこう。おもしろいけど今してるこの話、飲み屋で2人で話すやつだからね。
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柳下:読むたびに解釈が変わる本がいい本だと思いますね。解釈の幅が深い本は、それが小説であれ実用書であれ、その時々に応じて感想が変わります。そしてそういう本を探すには、まず自分と同じカテゴリーの作家が書いているものを探してみましょう。同じ性別の作家、あるいは同世代の作家の方が、より感情移入できる物語を書いている可能性が高い。もちろんそうでないパターンもたくさんあります。
そういう前置きをしたうえで、自分と作家の共感値が近い本を探してみると、その人にとってのいい本が見つかりやすいかもしれませんね。
続いて木村さん。「読むたびに解釈が変わる本は俺もいい本だと思います。すごくわかる」と柳下さんへの共感を示しつつ、「答えが書いていない本がいい本ですね」と明言。続けてその理由をこう話した。

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トークはこのパートで終了。本稿では濃すぎる1時間半を凝縮してお送りした。ちなみにお二人には段上で好きな本をそれぞれ挙げていただいたので、ここに記しておく(お二人とも“好き”の幅が広い…!)。


柳下さん:ミヒャエル・エンデ(2001)

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