くらし情報『佐藤隆太インタビュー 相方、上地雄輔の相性は「この2人だからこそ漫才もできた」』

2011年3月16日 16:28

佐藤隆太インタビュー 相方、上地雄輔の相性は「この2人だからこそ漫才もできた」

スタッフもキャストも全体を見れば初めての方が多いわけですから。ま、仲いいなとは思ってましたけどね、最初は(笑)。上地くんと監督とか、みなさん仲がよくて、ちょっとうらやましかったですけど、こうやって見てる感じも悪くないなと思ったりしながら(笑)、最後はその輪に入れたと思ってます」。

「前に進めた飛夫のように、佐藤隆太としても前進したい」

飛夫も龍平も監督自身が投影されたキャラクターだが、「僕はそこはあまり意識しすぎないようにしました」と言う。「監督も『真似しようとはしないで。僕を演じてほしいとは思わないから。隆太くんならではの飛夫を演じてほしいし、見てみたい』と言ってくれて、スッと楽になりましたね」。

また、自身と飛夫にも同じような状況がいくつもある、と佐藤さんは語る。

「飛夫は芸人として、僕は役者として10年やってきて、年齢も飛夫はもうすぐ30歳。僕もいま30です。この歳になると、仕事もただ楽しいだけじゃなくて、難しさも分かってくる。変に意地を張って、くすぶってしまう時期かもしれない。そんなことを考えていたタイミングで飛夫という役に出会えたのは、すごく幸せだった」。

人は変われる、ということも作品のテーマのひとつ。

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