2011年5月12日 17:21
『シュレック』スピンオフ映画で“長靴をはいたネコ”が主役に! カンヌでお披露目
長ぐつをはいたネコの声を担当するのは、もちろんこの男、アントニオ・バンデラス。巨大な長ぐつの前でのプレゼンテーションに出席したバンデラスは、このキャラクターの魅力について「このキャラクターは素晴らしいよ。僕はまず、L.A.のドリームワークス・スタジオで、デッサンを見せてもらったんだ。その段階で、僕にはキャラクターの内部や、シュレックやフィオナと彼の関係が分からなかった。だがネコが彼ら(シュレック、フィオナ)といるのを見たとき、彼がいかに小さいのかに気づき、このキャラクターの背景が浮かんできたのさ。彼は、体に似合わない声を持っているべきだと思ったよ。なぜなら彼は自分がもっと大きいと信じているから。彼の声はイメージに反するものであるべき。
僕はそれがこのキャラクターが(成功した)秘密のひとつだと思う」と語る。自身、“ラテン代表”とも言うべき立場で次々とハリウッド作品に出演することについては「すごく誇りに感じているんだよ。最初にハリウッドに行ったときから、オクラホマ出身の男のフリをしたことはないしね。僕は僕だ。それに、かつてはネコといえばイギリス人だったよね」と冗談交じりに語り、集まった報道陣から笑い声が上がった。