2011年6月21日 13:03
エル・ファニング インタビュー 切ない恋心に演じながら胸キュン!
この事件がみんなの生活を揺さぶり、全てを変えてしまう。でも、これをきっかけに、私たちは結束していくのよ」。
彼女が演じたのはヒロインの少女アリス。学校でも男子生徒たちがチラチラと視線を投げかけつつも、なかなか気軽に踏み込めない。そんな独特の空気を持った少女である。映画作りに熱中する少年たちは、彼女に映画の主人公の妻役での参加をお願いする。
「暇を持て余しているアリスに、男の子たちが声をかけるの。『ねえ、僕らの映画に出ない?』って。
彼女は軽く引き受けてしまって事件に遭遇する。だから撮影に参加したことを後悔するの。アリスはおてんばな女の子で、そこは私と似ているんだけど、全く違うところは彼女の家庭環境ね。父親は酒びたりで、母親は幼い頃に家族の元を離れていて、姉妹もいない。でも、私には映画界で活躍している姉と素晴らしい家族がある。そこは私と正反対ね」。
アリスと主人公のジョーが映画作りや事件を通して惹かれ合っていくさまは、なぜか悲しくなるくらい美しい。互いの欠けたパーツを埋め合わせるように2人は少しずつ心を寄せあっていく。
「ジョーとは学校の廊下ですれ違う程度の友達で、彼が私に好意を持っているなんて知らないの。